絆整理サポート代表の大山です。
生前整理や遺品整理のお客様から
「まだ使えるものは買い取りしてもらえるの?」
とのご質問をいただくことがあります。
「まだ使える=売れる」と思われている方も多いのですが、実際はそうではありません。
では、どんな物が売れるのでしょうか?
今回は「買い取りできるもの・できないもの」についてお教えします!
まず、弊社が買い取りできる代表例としては、
・製造日から5年以内の家電
・貴金属
・正規ブランド品
が挙げられます。
その他、車やバイク、美術品、骨董品については、弊社では真贋判定しかねますので、提携している買い取り業者に依頼し、正しく価値を判定してもらっています。(こちらも作業当日に買い取り可能です)
よくあるのが、
「雛人形・五月人形って買い取ってもらえる?」
「昔、数十万で買った毛皮があるんだけど、売れるかしら?」
「(バブル時代に購入された、ドでかいタンス)これ昔○○円したのよー。今でも少しはお金になるでしょ?」
などのご質問をいただくのですが、残念ながらこれらは【買い取り対象外】です。
なぜかというと、
雛人形・五月人形→お祝いに購入する物なので、中古での需要がない
毛皮→昔は需要があったかもしれないが、今の時代は需要がない
バブル時代の大型家具→今の時代はクローゼットが戸建て・マンションどちらも標準化されているので、需要がない
からです。
持ち主の方にとっては、想い出が詰まっていたり、当時高額で購入されていたりと、価値を感じていらっしゃるのは、痛いほど分かります!
しかし、「値段をつける」となると、「世間一般で需要があるかどうか」が基準となってきます。
今回のブログのタイトルにある、
価値のあるもの=世間の方々が価値を感じるもの(=需要があるもの)
については、買い取りが可能なんです。
いかがでしたか?
私も整理事業でお宅にお邪魔した際に、そのお宅にある様々な「モノ」にまつわる思い出話をうかがうことがよくあります。その後にこのような話をしないといけないのは、いつも心苦しく思っています。
どうしても捨てるのが忍びないものについては、身内やご友人にご相談されて、大事に使ってくれそうな方がいればお譲りするのがよいかもしれませんね。