絆整理サポート代表の大山です。
2024年に一人暮らしの自宅で亡くなった人は7万6020人で、うち76.4%の5万8044人が65歳以上の高齢者だったことが、警察庁による初めての集計で分かったそうです。
身体的健康と社会的健康が損なわれたとき、孤独死は生まれます。
そして、自宅で孤独死すると現状復旧に数百万かかるんです。
なぜかというと、遺体から体液が漏れ出るので、床をすべて張り替えたりせねばならず、それぐらいの費用がかかってしまいます。
さらには、夏場に孤独死した場合、発見されるまでに3日以上かかってしまうと、DNA鑑定が必要なぐらい腐敗が進んでしまうのです。
大切なご家族の最期がこのような状態だと想像してみてください。
想像するだけでも胸が痛みますよね。
「うちの親は健康だから大丈夫」と思っていても、いつなにが起こるのか誰にもわかりません。10代、20代の若くて健康な方でも孤独死して亡くなる方はいらっしゃいます。年齢を重ねて健康リスクが高くなるほど、それだけ孤独死の可能性も高まるんです。
後悔先に立たず。
今の時代、見守りシステムやLINEスタンプで生存確認できる便利な世の中です。
お盆やお正月など帰省のタイミングだけではなく、日頃から離れて暮らしているご家族の安否確認を習慣づけられることを切に願います。
ぜひ、大切な方を大切にする生き方を。